(2017年新設)免疫学分野:小林(弘)研究室
北海道 北海道大学 医学院/医学研究院(募集区分:修士、博士)
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研究紹介
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ラボのメインテーマ
自然免疫系およびMHC遺伝子発現の研究を主テーマとしています
研究の将来性
免疫系の進化、炎症性疾患発症機序の解明、癌免疫機序の解明、新規バイオマーカーの開発、新規癌免疫療法の開発を目指しています
研究のここが面白い!
人体に備わる根本的な研究に打ち込め、新規治療法を開発できます。
小林研のアピールポイント!
留学生歓迎
英語上達のスピード力
独立力
優しい仲間
丁寧な指導
私たちは、細菌やウイルスなどの病原体が免疫機構によってどのように検出されるか、そしてそれらの病原体から体を守るためにどのような免疫応答反応が起きるかについて研究を行っています。これらの免疫応答反応は、病原体によって引き起こされる感染症を防ぐために重要なものですが、行きすぎた免疫反応は様々な炎症性疾患や自己免疫疾患といった病気の原因にもなります。
当研究室では、我々が解明してきたToll様受容体、NLR蛋白、NOD2因子等を含め、現在はMHCクラスI転写活性化因子を発現させるNLRC5/CITAという転写因子に着目しています。例えば、癌はどうやってヒトの免疫系から逃れているのか?→これはNLRC5因子の機能及び発現低下が癌の免疫逃避の原因となっているからです。NLRC5の機能解析発明は、将来の癌治療マーカーを開発する大きな一歩と確実になり得るでしょう。
是非一緒に研究しましょう!
小林研究室の主な研究成果
小林研究室の主な研究成果
NLRC5/MHC class I転写活性因子:class I免疫応答の主要因子である
論文タイトル NLRC5/MHC class I transactivator: a key regulator of class I mediated immune responses.
著者名 Kobayashi KS (教授) et al.,
雑誌名 Nature Reviews Immunology (2012.12)
著者名 Kobayashi KS (教授) et al.,
雑誌名 Nature Reviews Immunology (2012.12)
NLRC5/MHC class I転写活性因子は癌の免疫逃避の標的である
論文タイトル NLRC5/MHC class I transactivator is a target for immune evasion in cancer
著者名 Yoshihama S (ポスドク) et al.,
雑誌名 PNAS (2016.05)
著者名 Yoshihama S (ポスドク) et al.,
雑誌名 PNAS (2016.05)
NLRC5/CITA遺伝子発現量は免疫チェックポイント阻害剤の癌治療効果と相関している
論文タイトル NLRC5/CITA expression correlates with efficient response to checkpoint blockade immunotherapy
著者名 Yoshihama S (ポスドク) et al.,
雑誌名 Scientific Reports (2021.12)
プレスリリースはこちら(日本語)
著者名 Yoshihama S (ポスドク) et al.,
雑誌名 Scientific Reports (2021.12)
プレスリリースはこちら(日本語)
2021年に発表された論文
2020年以前に発表された主要論文
NLRC5/CITA遺伝子発現量は免疫チェックポイント阻害剤の癌治療効果と相関している
論文タイトル NLRC5/CITA expression correlates with efficient response to checkpoint blockade immunotherapy
著者名 Yoshihama S (共同研究) et al.,
雑誌名 Scientific Reports (2021.02)
著者名 Yoshihama S (共同研究) et al.,
雑誌名 Scientific Reports (2021.02)
MHCクラスI転写活性因子NLRC5の宿主免疫、癌、その他における機能
論文タイトル MHC class I transactivator NLRC5 in host immunity, cancer and beyond
著者名 Cho SX (助教) et al.,
雑誌名 Immunology (2021.05)
著者名 Cho SX (助教) et al.,
雑誌名 Immunology (2021.05)
IFN-lamdaは胸腺上皮細胞上のMHCクラスI分子の構成的発現を増強する
論文タイトル IFN- lamda Enhances Consitutive Expression of MHC class I Molecules on Thymic Epithellial Cells
著者名 Benhammadi M (共同研究) et al.,
雑誌名 Journal of Immunology (2020.09)
著者名 Benhammadi M (共同研究) et al.,
雑誌名 Journal of Immunology (2020.09)
クラスI転写活性因子 NLRC5: MHCクラスI経路と癌免疫監視における主要分子
論文タイトル Class I transactivator, NLRC5: a central player in the MHC class I pathway and cancer immune surveillance
著者名 Vijayan S (大学院生) et al.,
雑誌名 Immunogenetics (2019.03)
著者名 Vijayan S (大学院生) et al.,
雑誌名 Immunogenetics (2019.03)
緑茶に含まれるポリフェノールはdb/dbマウスの腸内細菌叢を変える事により血糖降下効果をもたらす
論文タイトル Green Tea Polyphenols Modify the Gut Microbiome in db/db Mice as Co-Abundance Groups Correlating with the Blood Glucose Lowering Effect
著者名 Chen T (共同研究) et al.,
雑誌名 Molecular & Nutrition Food Resources (2019.01)
著者名 Chen T (共同研究) et al.,
雑誌名 Molecular & Nutrition Food Resources (2019.01)
IL-3、PIN1、IRAK-MはIL-33誘発性のアレルギー性気道炎症における2型免疫に重要である
論文タイトル The IL-33-PIN1-IRAK-M axis is critical for type 2 immunity in IL-33-induced allergic airway inflammation
著者名 Nechama M (共同研究) et al.,
雑誌名 Nature Communications (2018.04)
著者名 Nechama M (共同研究) et al.,
雑誌名 Nature Communications (2018.04)
休止期の組織幹細胞は免疫監視を回避する
論文タイトル Quiescent tissue stem cells evade immune surveillance
著者名 Agudo J (共同研究) et al.,
雑誌名 Immunity (2018)
著者名 Agudo J (共同研究) et al.,
雑誌名 Immunity (2018)
NLRC5/CITA: がん免疫監視のキープレーヤー
論文タイトル NLRC5/CITA: a key player in cancer immune surveillance
著者名 Yoshihama S (ポスドク) et al.,
雑誌名 Trends Cancer (2017.01)
著者名 Yoshihama S (ポスドク) et al.,
雑誌名 Trends Cancer (2017.01)
真菌感染に応じて宿主キナーゼシグナル伝達系の再プログラミングが生じる
論文タイトル Global Reprogramming of Host Kinase Signaling in Response to Fungal Infection
著者名 Pandey A (共同研究) et al.,
雑誌名 Cell Host & Microbe (2017.05)
著者名 Pandey A (共同研究) et al.,
雑誌名 Cell Host & Microbe (2017.05)
E3ユビキチンリガーゼZNRF4はNOD2シグナル伝達を負に調節し、MDPに対する耐性を誘導する
論文タイトル E3 Ubiquitin ligase ZNRF4 negatively regulates NOD2 signaling and induces tolerance to MDP
著者名 Bist P (共同研究) et al.,
雑誌名 Nature Communications (2017.06)
著者名 Bist P (共同研究) et al.,
雑誌名 Nature Communications (2017.06)
〜小林研究室へようこそ〜
・当研究室の研究に興味がある方
・研究に打ち込みたい方
・研究メンバーと一緒に成長したい方
・地味な研究が向いている人
・他とは違う基礎的な研究をしたい方
出身学部、研究歴は問いません。ただし、興味と情熱のある若者、及び研究を追求する力がある者を求めています。
当教室の研究内容にご興味を持たれた方でも、研究バックグラウンドが違うが自分でアイディアを潜めており、是非当研究室で実践してみたい方、他 学部出身で真剣に研究に向き合うのは初めての方など、一度気軽にお問い合わせください*当教室では、指導教員の元はもちろん、在籍学生もバックグランドが様々ですので、学生同士助け合うことも推奨しております。
少しでも興味がある方は、Webサイトフォームより気軽にご連絡ください。見学なども随時可能です!
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出身学部、研究歴は問いません。ただし、興味と情熱のある若者、及び研究を追求する力がある者を求めています。
当教室の研究内容にご興味を持たれた方でも、研究バックグラウンドが違うが自分でアイディアを潜めており、是非当研究室で実践してみたい方、他 学部出身で真剣に研究に向き合うのは初めての方など、一度気軽にお問い合わせください*当教室では、指導教員の元はもちろん、在籍学生もバックグランドが様々ですので、学生同士助け合うことも推奨しております。
少しでも興味がある方は、Webサイトフォームより気軽にご連絡ください。見学なども随時可能です!
新設ラボのため、卒業生がいません。
〒060-8638 北海道札幌市北区北15条西7丁目
北海道大学大学院医学研究院 免疫学教室
令和4年度 4月期入学者についての入試情報 (令和3年 10月7日更新)
<<注意>>
新型コロナウイルスの影響により、試験の情報が急に変更になる可能性があります。
【修士課程】
大学院医学研究院 医科学専攻
<試験日程>
第1次募集:2021年8月17日
第2次募集:2022年1月18日
<入試科目>
・課題論文
・外国語(英語)
・専門科目
※英語は英和辞書 / 英英辞典の使用が可能.
※専門科目は筆答または口頭.
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【博士課程】
大学院医学研究院 医学専攻
<試験日程>
第1次募集:2021年8月17日
第2次募集:2022年1月18日
<入試科目>
・外国語(英語)
・専門科目
※外国語試験では辞書の持ち込み不可.
※専門科目は筆答または口頭.
研究室概要
<メンバー構成>
小林 弘一 教授
應田 涼太 助教
事務員 1名
博士学生 4名
修士学生 1名
学部生 1名
<研究室URL>
https://hokudaiimmunology.wixsite.com/kobayashi
<大学院情報>
北海道大学 医学院