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(2019年新設)皮膚再生・老化学分野：佐田研究室

/ 最終更新日時 : andy 皮膚再生・老化学分野

(2019年新設)皮膚再生・老化学分野：佐田研究室

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皮膚幹細胞、再生、老化メカニズムについて研究しています

研究の将来性

再生医療への応用や、老化の制御へとつながることが期待されます

研究のここが面白い！

幹細胞や老化の研究分野は、新しい概念や最先端技術が日々更新され、基礎から応用まで、幅広い興味の方が楽しんで研究に取り組めると思います

佐田研のアピールポイント

オープンラボ国際的な研究環境若手中心の新しい研究室学生への厚いサポートプレゼンや英語能力が身に付く異分野コラボ化粧品会社との人脈女性が多い熊本の美味しいご飯！

人生100年時代を健やかに生きる社会の実現を目指して：幹細胞生物学の視点から皮膚再生・老化の本質に迫る

幹細胞は、生涯にわたって自分自身を維持しながら、分化細胞を作り出す能力を持つ特別な細胞です。このような細胞が、私たちの体の中の色々な場所に存在するので、古い細胞が失われても、日々新しい細胞を作り出すことができます。一方、幹細胞は高い増殖能を持ち、かつ組織の中で最も大元となる細胞なので、これに異常が現れると、組織は正常に機能することができなくなり、がんや老化、各種疾患を引き起こす原因ともなります。このような加齢に伴う幹細胞の機能低下は、幹細胞の老化（ステムセルエイジング）と呼ばれ、老化の原因の一つとして提唱されています。

私たちの研究では、皮膚幹細胞をモデルとして、臓器再生と老化のメカニズムを探ります。将来的には、高齢者で見られる皮膚の各種トラブル（乾燥、炎症、脆弱性等）や疾患に対する原因究明と治療介入、科学的なエビデンスに基づいたアンチエイジングサプリメント、化粧品等の開発などへとつながり、医療シーズ、社会貢献、学術的観点から高い発展性が期待されます。
佐田研究室の主な研究成果

マウスの表皮には分裂頻度の異なる２種類の幹細胞が共存する

論文タイトル          Defining the cellular lineage hierarchy in the interfollicular epidermis of adult skin.
著者名                   Sada A (博士研究員) et al.,
雑誌名                   Nature Cell Biology (2016.06)
解説記事はこちら（日本語）

加齢に伴い表皮幹細胞の糖鎖修飾パターンはダイナミックに変化する

論文タイトル          Glycome profiling by lectin microarray reveals dynamic glycan alterations during epidermal stem cell aging.
著者名                   Oinam L (博士学生) et al.,
雑誌名                   Aging Cell (2020.07)
プレスリリースはこちら（日本語）

角結膜上皮では分裂頻度の異なる幹細胞集団が領域化して局在する

論文タイトル          Defining compartmentalized stem cell populations with distinct cell division dynamics in the ocular surface epithelium.
著者名                   Ishii R (博士学生) et al.,
雑誌名                   Development (2020.12)
解説記事はこちら（日本語）

佐田研究室は2019年10月に新設された研究室です。業績は、佐田の前職である筑波大学、コーネル大学のものを含みます。
2021年に発表された論文

マウス口腔粘膜上皮ケラチノサイトの単離・培養方法の確立

論文タイトル          Isolation and culture of primary oral keratinocytes from the adult mouse palate.
著者名                   Ngo YX, (博士学生) et al.,
雑誌名                   J Vis Exp (2021.09)
論文要旨はこちら

血管障害後の新生内膜形成に関わるPDGFRα陽性細胞の役割

論文タイトル          Contribution of PDGFRα-positive cells in maintenance and injury responses in mouse large vessels.
著者名                   Kimura K,, (博士学生) et al.,
雑誌名                   Sci Rep (2021.04)
プレスリリースはこちら

皮膚拡張時における増殖能の高い表皮幹細胞の出現には血管が重要である

論文タイトル          Vasculature-driven stem cell population coordinates tissue scaling in dynamic organs.
著者名                   Ichijo R (共同研究) et al.,
雑誌名                   Science Advances (2021.02)

2020年以前に発表された主要論文

角結膜上皮では分裂頻度の異なる幹細胞集団が領域化して局在する

論文タイトル          Defining compartmentalized stem cell populations with distinct cell division dynamics in the ocular surface epithelium.
著者名                   Ishii R (博士学生) et al.,
雑誌名                   Development (2020.10)

加齢に伴い表皮幹細胞の糖鎖修飾パターンはダイナミックに変化する

論文タイトル          Glycome profiling by lectin microarray reveals dynamic glycan alterations during epidermal stem cell aging.
著者名                   Oinam L (博士学生) et al.,
雑誌名                   Aging Cell (2020.07)

ヒストン修飾は皮膚の創傷治癒と幹細胞ダイナミクスを制御する

論文タイトル          Histone H3 K4/9/27 trimethylation levels affect wound healing and stem cell dynamics in adult skin
著者名                   Kang S, (共同研究) et al.,
雑誌名                   Stem Cell Reports (2020.01)

野生型高齢マウスと老化モデルSAMP8を用いた表皮幹細胞老化表現型の解析

論文タイトル          Wild-type and SAMP8 mice show age-dependent changes in distinct stem cell compartments of the interfollicular epidermis.
著者名                   Changarathil G, (博士学生) et al.,
雑誌名                   PLoS One (2019.05)

表皮幹細胞リネージ

論文タイトル          Epidermal stem cell lineages.
著者名                   Oinam L, (博士学生) et al.,
雑誌名                   Advances in Stem Cells and their Niches, Invited book chapter (2019.04)

ヘパリン結合型マトリセルラータンパク質Fibulin-7は腎石灰化を促進する

論文タイトル          Fibulin-7, a heparin binding matricellular protein, promotes renal tubular calcification in mice.
著者名                   Tsunezumi J (共同研究) et al.,
雑誌名                   Matrix Biol (2018.12)

Slc1a3-CreERは毛包幹細胞ニッチ前駆細胞を標識する

論文タイトル          Slc1a3-CreER as a targeting tool for the K6+ epithelial stem cell niche and its precursors during mouse hair follicle cycle.
著者名                   Sada A (博士研究員) et al.,
雑誌名                   J Invest Dermatol (2017.07)

マウスの表皮には分裂頻度の異なる２種類の幹細胞が共存する

論文タイトル          Defining the cellular lineage hierarchy in the interfollicular epidermis of adult skin.
著者名                   Sada A (博士研究員) et al.,
雑誌名                   Nat Cell Biol (2016.06)

成体組織における幹細胞運命決定メカニズムに関する新しい知見

論文タイトル          New insights into mechanisms of stem cell daughter fate determination in regenerative tissues.
著者名                   Sada A (博士研究員) et al.,
雑誌名                   Int Rev Cell Mol Biol (2013)

NANOS2はGDNFシグナル経路の下流で精原幹細胞の分化を抑制する

論文タイトル          NANOS2 acts downstream of glial cell line-derived neurotrophic factor signaling to suppress differentiation of spermatogonial stem cells.
著者名                   Sada A (博士学生) et al.,
雑誌名                   Stem Cells (2012.02)

RNA結合タンパク質NANOS2は精原幹細胞の維持に必須である

論文タイトル          The RNA-binding protein NANOS2 is required to maintain murine spermatogonial stem cells.
著者名                   Sada A (博士学生) et al.,
雑誌名                   Science (2009.09)

幹細胞や再生医療、老化、皮膚、発生学に興味のある人、熊本の地で思う存分研究したい人、ぜひ一緒に研究しませんか？

私たちの研究室は、遺伝子改変マウスを用いたアプローチを得意としますが、糖鎖工学やバイオエンジニアリング、オミクス解析、代謝、炎症、エピゲノムなどなど・・・異分野の知識や技術を取り入れながら多角的に解析を行っています。Science without bordersを合言葉に、サイエンスを盛り上げていける仲間を募集しています。

2019年10月に開設した新しい研究室なので、学生さんとは密に日々の実験やディスカッション、論文執筆やプレゼンテーションの指導をできる環境にあります。研究室は、熊本大学の国際先端医学研究機構という研究所にあり、オープンラボシステムの中、日本にいながら海外にいるような雰囲気で研究できます。熊本大学は、伝統的に、発生・再生医学分野の研究に強く、学内のセミナーや共通機器、共同研究なども充実しています。学振をはじめとする奨学金への応募も積極的にサポートしています。

オンライン研究室見学なども大歓迎ですので、まずはお気軽にご連絡ください！

令和5年度　4月期入学者についての入試情報 (2022年 5月26日更新)

<<注意>>
新型コロナウイルスの影響により、試験の情報が急に変更になる可能性があります。

【修士課程】
医学教育部　医科学専攻

<試験日程>
第１期募集：2021年 8月 2日
第２期募集：2022年 1月 27日
第3期募集：2022年 3月 6日

<入試科目>
・英語 (外部スコアの提出で代用可)
・基礎科学一般
・口述試験 (志望理由と入学後の研究など)

※英語試験について、TOEFL-ITPを実施. 辞書の持ち込みは不可.
外部スコアは以下の点数を超えたものが提出可能. ただし、以下のスコアは提出ができる最低点である.
TOEIC L&R または熊本大学で実施されたTOEIC-ITP (380以上)
TOEFL-iBT (33以上)
TOEFL-PBT または熊本大学で実施されたTOEFL-ITP (407以上)
IELTS (4以上)

※基礎科学一般に関する記述試験を実施. 範囲は
社会科学領域：公衆衛生学・衛生学・疫学・心理学など
生物学領域：細胞生物学・分子生物学・遺伝学・生化学・化学など
生命科学一般領域：免疫学・微生物学・生理学・薬理学・薬学など
の各領域からそれぞれ3題出題, その中から4題を選択し解答

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【博士課程】
医学研究科　医学専攻

<試験日程>
第１期募集：2021年 8月 3日
第２期募集：2022年 1月 28日
第３期募集：2022年 3月 7日

<入試科目>

・英語 (外部スコアの提出で代用可)
・口述試験 (志望理由と入学後の研究など)

※英語試験について、TOEFL-ITPを実施. 辞書の持ち込みは不可.
外部スコアは以下の点数を超えたものが提出可能. ただし、以下のスコアは提出ができる最低点である.
TOEIC L&R または熊本大学で実施されたTOEIC-ITP (380以上)
TOEFL-iBT (33以上)
TOEFL-PBT または熊本大学で実施されたTOEFL-ITP (407以上)
IELTS (4以上)

熊本大学　医学教育部
https://www.kumamoto-u.ac.jp/nyuushi/daigakuinnyushi/igakukyouiku

令和4年度　4月期入学者についての入試情報

令和4年度　4月期入学者についての入試情報 (令和3年 6月17日更新)

<<注意>>
新型コロナウイルスの影響により、試験の情報が急に変更になる可能性があります。

【修士課程】
医学教育部　医科学専攻

<試験日程>
第１期募集：2021年 8月 3日
第２期募集：2022年 1月 28日
第3期募集：2022年 3月 7日

<入試科目>
・英語 (外部スコアの提出で代用可)
・基礎科学一般
・口述試験 (志望理由と入学後の研究など)

※英語試験について、TOEFL-ITPを実施. 辞書の持ち込みは不可.
外部スコアは以下の点数を超えたものが提出可能. ただし、以下のスコアは提出ができる最低点である.
TOEIC L&R または熊本大学で実施されたTOEIC-ITP (380以上)
TOEFL-iBT (33以上)
TOEFL-PBT または熊本大学で実施されたTOEFL-ITP (407以上)
IELTS (4以上)

※基礎科学一般に関する記述試験を実施. 範囲は
社会科学領域：公衆衛生学・衛生学・疫学・心理学など
生物学領域：細胞生物学・分子生物学・遺伝学・生化学・化学など
生命科学一般領域：免疫学・微生物学・生理学・薬理学・薬学など
の各領域からそれぞれ3題出題, その中から4題を選択し解答

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【博士課程】
医学研究科　医学専攻

<試験日程>
第１期募集：2021年 8月 3日
第２期募集：2022年 1月 28日
第３期募集：2022年 3月 7日

<入試科目>

・英語 (外部スコアの提出で代用可)
・口述試験 (志望理由と入学後の研究など)

※英語試験について、TOEFL-ITPを実施. 辞書の持ち込みは不可.
外部スコアは以下の点数を超えたものが提出可能. ただし、以下のスコアは提出ができる最低点である.
TOEIC L&R または熊本大学で実施されたTOEIC-ITP (380以上)
TOEFL-iBT (33以上)
TOEFL-PBT または熊本大学で実施されたTOEFL-ITP (407以上)
IELTS (4以上)

カテゴリー: 皮膚再生・老化学分野

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神経科学

(2019年新設)皮膚再生・老化学分野：佐田研究室

熊本県　熊本大学　医学教育部（募集区分：修士、博士）

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佐田研究室お問い合わせ

神経科学分野：深澤研究室

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